裁量を持てたことで変化した「働く意義」。大手企業から転職して感じる日鉄精鋼の強み。|電気系設備保全 藤原さん

2020.9.8

沼津工場で電気系設備保全を担当する藤原さん。
大手企業を経て、日鉄精鋼に転職。
日鉄精鋼で感じる「モノづくりの楽しさ」についてインタビューさせていただきました。

-入社理由は大手ではできない「裁量を持って自分の仕事ができる環境」があること。

-ご経歴について教えてください。

高校生の頃に進路をなんとなく決めていました。
もともと得意だった理系の中でも電気系の学科にいきたいと思っていました。
大学卒業後は電気工事関連を手がける上場企業に入社をしました。

病院、テナントなどの新築建物の電気工事に係る施工管理職者としてキャリアをスタートさせました。
様々なプロジェクトを経験させていただいたり、マネジメントも経験させていただいたりして。
気づけば10年以上在籍していました。(笑)

-そんな中、転職を決意し日鉄精鋼に入社を決められたご理由を教えていただけますか?

家庭の事情で転職をすることになり、知り合いの紹介で日鉄精鋼に入社をしました。
もともとは、せっかく紹介をしてもらったので「とりあえず話を聞こう」くらいで。
ただ、気づけば入社していましたね。(笑)

入社理由としては、これまでの電気の経験を生かせること。
また大手企業に入社して十数年在籍をしておりましたが、もっと裁量を持って働きたいと思ったことです。
大手企業には人材を含めて豊富なリソースがあります。
一方で規則が多くがんじがらめになってしまい、ひとりひとりが持てる裁量はどうしても小さくなってしまう。
この二つの点が日鉄精鋼に入社を決めた大きな理由です。

-裁量を持てたことで変化した「仕事の醍醐味」

-実際に入社してみて感じていることを教えてください。

裁量の幅はやはり大きいなと感じますね。
自分自身の中で「仕事の楽しさ」が大きく変わった感覚がありますね。
「自分で考えて、実践して、結果が見える」という3つが要因だと思っています。
もちろん、上長の許可が必要になることもありますが、自分が考えて提案したことを否定されることはまずありません。

詳細を聞かれたり、『ここどう考えてるの?』と質問されたりしますが、適切な回答ができるとすぐにGoサインが出ます。
積極的に「機会を与える」という寛容な文化を感じますし、意思決定のスピードが速いと思います。

そして「結果が見える」ということも非常に大きなやりがいにつながっています。
前職では新築建物がメインでしたので、建てたら終わりという感じでした。
なので、自分が作ったものを見ることがほぼないんですよね。
トラブルがあったり、修理に行ったりした時くらいに多少見る程度で。

今は、自分が作ったものを見続けることができますし、それが仕事になっているので新鮮ですね。
工場の設備部門の仕事は、設備を作って導入して終わりではありません。
常に改善を繰り返すことが求められますので、自分が考えて作った設備が生産ラインでどう動いているのか、
何が問題となっているのか、改善した結果どうなったのかを見続ける必要があります。
モノづくりに携わりたいという思いのもと働いているのですが、これは非常に大きな原動力となっています。

-勉強好き、モノづくり好きが集う会社。

-なるほど。
電気系設備保全を担当される中で難しいと感じられることはありますか?

設備の組織要員は、生産(生産室)の要員よりも圧倒的には少数で、
電気の専門であったとしても機械のことをもやる必要があり、非常に幅が広いんです。
知らないことをやることは、時にはハードに感じることはあります。
が、設備を作ることは工場ひいては会社のモノづくり全体を支えていることにもつながるので、
責任感や難しさはありますがモノづくりに携わっているという実感を常に得られるので楽しいです。

-設備保全を担当する組織について教えてください。
どんな方々がいらっしゃるのでしょうか?

出身、経験がバラバラなメンバーが多いですよ!
共通することは「勉強好き」ではないでしょうか?

また堺、小倉、久留米、沼津と工場の特性によっても全然環境が違いますので、
所属している工場に他拠点の仕様の機械などを導入する時は、所属工場に合わせた設計にしないといけません。
そのため、いろいろと情報収集を行いながら「どうすれば実現できるのか?」をひとりひとりが自律的に考えないといけません。
実現したいゴールを考えて、様々な関係者の方に意見を聞いて、どんな部品やものを使ったら実現できるかを一からやるため、
その分大変ですが、経験も積めますし、勉強をしないといけない。

ですので、勉強好きが多いと私は思っています。(笑)

あとは、「モノづくりが好き」ということも共通していると思います。
最近ITなどの先端的な技術を用いた生産現場のあり方が問われてきています。
デジタルトランスフォーメーション(=DX)と言いましょうか。
ゴールだけ決まっており、その過程を全て考えて作っていくことが求められるので、モノづくりが本当に好きなメンバーが多いと思いますね。
楽しいと心から思って働けるかどうかですね。

この二つの価値観をお持ちで、スケールの大きなことを目指したいと思っていらっしゃる方と一緒に働いてみたいです!

<まとめ>
・大手企業ではできない「裁量」を持った働き方を求めて入社を決めた。
・「自分で考えて、実践して、結果が見える」3つの軸が、「仕事の楽しさ」を変化させた。
・自分が考えて提案したことを否定されることはない風土がある。
・積極的に「機会を与える」という寛容な文化と、意思決定のスピードが速いことが特徴。
・技術者として「自分が作ったものを見続けることができる」ことの醍醐味は大きい。
・工場、会社のモノづくり全体を支えているという自負がある。
・勉強好き、モノづくり好きの集団が日鉄精鋼の強み。

少しでもご興味があればカジュアルにお話しさせてください!
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