「二次加工メーカーのリーディングカンパニー」となるため、技術者として大切にしている姿勢。|設備管理保全 難波さん

2020.9.10

設備管理保全を担当する難波さん。
会社のビジョンである「二次加工メーカーのリーディングカンパニー」の概要と、そのために必要だと感じていることを技術者目線でお聞きしました。

-入社理由は「自分の色が出せる」こと。

-経歴について教えてください。

幼少の頃から、電気がいろいろなところで使われていることに気付いて興味を持ちました。
電気を勉強していたら将来的に選択肢が広がるのでは?と思い、高校に進みました。(笑)
工業高校の電気科を卒業し、短大では電気電子科に。
そして、新卒入社で日鉄精鋼に入社をして設備室に配属されたという経歴です。

-日鉄精鋼に入社を決められた理由を教えてください!

「中堅企業」「工場の設備管理」この2つのキーワードで求人を探していたところ、日鉄精鋼が該当しまして。
また当時の社名が梅鉢(うめばち)鋼業と言いまして、社名が特徴的だったことにも親近感を覚えました。(笑)

■社名の変遷
梅鉢(うめばち)鋼業→住金精鋼→日鉄住金精鋼→日鉄精鋼

-そうなんですね。(笑)
中堅企業を志望されていたのはどんな理由だったんですか?

幅広い経験を積みたいと思っていたことが一番でしょうか。
大手と違い、自分の色が出せる。
自分の色が出せるとは「自分で考えてできること」と「裁量を持ってチャレンジさせてもらえる」の二つですね。
現在の当社は、合併により、定義の上ではギリギリ大企業に入るらしいのですが、これらの点では以前と変わりません。

-工場全体を支える仕事がしたかった。

-設備管理関係の仕事を志望されていたのはどんな理由だったんですか?

私が「電気の仕事」と言われて真っ先にイメージしたのが、電柱を登って電線や配線を触っている仕事でした。
そうではなく、工場全体の電気や電子制御に関わる仕事をしたいなと思っていました。

メンテナンスもやりつつ、工場全体を支える仕事です。

学生時代の同期は電気工事士や製造業で電気関連の仕事をしていることが多いのですが、
ずっと事務所にこもっての仕事もちょっと違うなと思っていました。

わがままかもしれませんが、
電気、電子関連の知識を生かせて、現場に出ながら、工場全体を支える設備管理の仕事が良いと思っていたんです。

-入社前後のギャップはありましたか?

組織が小さいので、ひとりひとりが担う専門性の高さと、広い領域をカバーするための知識が必要です。
年齢もバラバラだったので、入社当時は苦労しました。

人間関係も締め付けはありませんし、個人の意見が尊重されるなと思いました。
それは新人でもあっても関係なく、良い意見であれば採用されるので、そこに良い意味でギャップを感じましたね。
「何か決める時はフラットに。全員が納得したら決定する。」これが日鉄精鋼流だと思いますね。

-会社ビジョン「二次加工メーカーのリーディングカンパニー」の全貌とは?

-難波さんが今目指していることについて教えてください。

そうですね。
社長が目指しているビジョン「二次加工メーカーのリーディングカンパニー」に強く共感をしていまして。
そのために技術の進化・伝承を積極的に進めつつ、部署間の連携強化を図っていく。
これらを促進していく過程の中にいるので、設備管理の観点で実現できることを最大限やりたいと思っています。

-技術の進化・伝承ですか。

はい。
これは技術だけではなく、営業など全組織も含めてですね。
業務マニュアルにより業務の標準化を行い、誰もが同じ手順で業務を進めるのはもちろんですが、
これに改善を織り込むことで全ての業務やフローでレベルアップを目指そうという考えです。
このビジョンを掲げてから数年が経ちますが、
会社全体でこの考え方からブレることなく徐々に近づいているという感覚を現場では感じています。

-なるほど。

シンプルですが、経営理念やビジョンを常に発信されていて、現場が実現に向けて改善を続ける。
ビジョンや経営理念がベースとなっていること、経営陣が発信をし続けていることから、共有認識と言いましょうか、
「なぜこれが必要なのか?」「なぜこれをやるのか?」という部分で意思疎通が図りやすくなっている感覚があります。
このブレのなさが日鉄精鋼の強みだと思います。

結果、様々な部署が補足し合っていくことを意識するようになりましたし、
部下の育成観点でもどういう風に説明したらいいのかが明確になった感覚があります。

個人的にも電気の専門知識をさらに強化するための研修には積極的に参加させていただくようにしています。
資格の勉強や社内だけではなく社外の勉強会などにも足を運んだり。
考え方の変化やトレンドを知る機会があり、吸収するための環境があって、
ビジョンを実現するための社内制度も日々変化しているのはすごく感じています。

-ビジョンを実現するために技術者目線で大切にしていること

-ありがとうございます。
会社のビジョンを達成するために、今後難波さん自身が担うべき役割をどういう風に考えていらっしゃいますか?

工場全般の設備管理を担っている我々からすると、電気、機械、建築関係など多岐にわたる知識が求められます。
「二次加工メーカーのリーディングカンパニー」になるための設備、ひいては生産ラインを作るのが我々のミッションで、
各分野の「広くできるだけ深い」知識を身につけるように心がけています。
それを高いレベルでできるような組織にしたいと思っています。

-例えばどんな知識が求められるのですか?

建築関係、電気、ガス、空圧、水などなどです。
社外の建築士の方とも一緒に仕事をしますし、
当社とお付き合いのある業者さんから教えていただける情報はどれも貴重なものばかりで参考になることが多いですね。
そういった情報感度を高めること、常に柔軟、臨機応変に動くことが求められていると思っています。

-かなり幅広い知識が求められるんですね。
仕事をする上で大切にされているスタンスがあれば教えてください。

一番は周囲の専門家にサポートをしてもらいつつ進めるように意識しています。
専門家とは社内外問わずですね。

あとは、常に試行錯誤していく探究心を持ち続けることを意識しています。
原因を探究して、「こうなったか」「次はこう工夫しよう」と、常に考えること。

トラブルが起こる前に計画的な保全を実施できる状態を作るのが一番大切です。
トラブルがあると休損時間の発生により会社全体の利益に損失を与えてしまうので、
トラブルが起こる前にいかに事前に予知し対策を打てるか、を常に考えています。

<まとめ>
・「自分で考えてできること」「裁量を持ってチャレンジさせてもらえる」環境で働きたいと思い日鉄精鋼に入社。
・工場全体を支える電気や電子制御に関わる仕事をしたいと思っていた。
・組織が小さいので、ひとりひとりが担う専門性の高さと、広い領域をカバーするための知識が求められる。
・年齢、社歴は一切関係なし。「何か決める時はフラットに。全員が納得したら決定する。」
・日鉄精鋼のビジョンは「二次加工メーカーのリーディングカンパニー」になること。
・ビジョンのブレのなさが日鉄精鋼の強み。
・ビジョンを実現するための社内制度が豊富で、日々変化している。
・トラブルが起こる前に計画的な保全を実施できる状態を作るのが一番大切。

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